公平は、まだ数値になっていない。
多くの人事評価は、次の 3 つの偏りを測らないまま運用されている。実際に組織を前に進めている貢献と、評価に表れる数字がズレていく。このズレを測って正すことが、公平の数値化の出発点。
声のバイアス
会議でよく喋る人・自己主張が強い人が「貢献している」と錯覚される。
可視性のバイアス
上司の視界に入る仕事、目立つ場でのアピールが過大評価される。
わかりやすい成果のバイアス
数字になりやすい成果だけが評価され、レビュー・サポート・火消し・育成といった組織を支える地味な貢献が抜け落ちる。
埋もれた貢献を、評価に乗せる。
evalytics がまずやるのは「拾い上げ」。従来の評価で埋もれてきた貢献を可視化して、評価に乗せる。声の大きさに埋もれさせない。evalytics は被評価者の側に立つ。
縁の下型
レビュー・サポート・ドキュメント整備など、他者の生産性を底上げする下支え。
火消し型
障害対応・リスク低減。目立たないが組織の損失を防ぐ。
育成型
メンタリング・ペアプロ・新人の立ち上げ寄与。マネジメント外の育成貢献。
改善ドライバー型
ふりかえり → 実装 → 効果のループを回し、組織のやり方を良くする。
見せかけを割り引くのは、地味な貢献者を守るため。
「発言量だけ・行動量だけ・成約数だけ」を割り引く是正軸も evalytics は持つ。ただしこれは「サボり社員を摘発する」機能ではない。エンパワーの担保として働く。拾い上げが主役、割り引きはその裏付け。片方だけでは公平にならない。
量・声だけで膨らんだ数字をそのまま採点すれば、地味に改善を続けている人の貢献は数値に表れない。是正は、真面目な貢献を正しく数値に反映するための公平性補正である。
評価するのは個人だけじゃない。環境も。
evalytics は評価対象を「個人の成果」に閉じない。その人が作る環境の質も評価対象に含める。圧倒的に無理なスケジュールを課し続けるマネージャー・営業、会議を増殖させて他者の時間を奪う振る舞い —— 環境を壊す行為は、短期に数字が出ても会社に負債を残す。これを可視化することが、現場を守ることに直結する。
単発の無理 ≠ 常習破綻。パターン × 下流の実害で測り、達成された stretch goal は減点しない。厳しい締切を課すマネージャー狩りにはしない。
まずは、無料で。
個人でも法人でも、無料で始められる。どちらもオンデバイス/同意付きで、データの扱いを最初に明示する。
データソースごとに、貢献を測る。
機能はデータソースごとのモジュール。複数のソースを統合するほど、埋もれた貢献も見せかけの量も、はっきり見えてくる。
Meeting
会議分析
発言の量ではなく、議論を前に進めたかで会議貢献を測る。
Data Onboarding
データ整備アシスタント
分析できる新フォーマットを提案し、評価の前提となるデータを作る。
Spreadsheet
Sheets / Excel 連携
企業の実データをそのまま評価の入力にする連携層。
Deliverables
成果物分析
量ではなく純増と他者への影響で成果物貢献を評価する。
Sales
売上貢献分析
間接貢献と難易度補正を加味し、売上貢献を公平に測る。
Calendar
カレンダー分析
忙しさアピールと、他者のための時間を見分ける。
Collaboration
コラボレーション分析
誰が誰を助けているか、組織の潤滑油役を可視化する。
Improvement
改善・学習活動分析
行動が改善に繋がっているか、多動と改善ドライバーを見分ける。
OKR Alignment
目標整合性分析
活動が組織目標に紐づいているか、方向のズレを検出する。
Mentoring
育成貢献分析
マネジメント外の育成貢献を可視化する。
Reliability
信頼性分析
約束の履行を見つつ、過小約束(サンドバッグ)は割り引く。
Wellbeing
持続可能性分析
過負荷を検出し、「無理して量を出す」を推奨しない。
監視ではなく、エンパワー。
キーストローク計測・稼働時間監視のような「量」と「監視」を売りにするツールとは、立っている場所が違う。
監視ではなくエンパワー
被評価者の側に立ち、埋もれた貢献を拾う。量で締め付けない。
量を割り引く設計
発言量・行動量・成約数だけの見せかけを是正し、地味な貢献者を守る。
環境も評価する
個人だけでなく、無理な締切を課すマネージャー・営業(環境の質)を評価対象にする。
プライバシー DNA
オンデバイス匿名化・同意付きデータ扱い。過労を美徳化しない。
現場の実データに寄り添う
整ったデータベースではなく、いま現場にある Excel/スプレッドシートから始められる。